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景色 

時に思う
この景色は私が望んだ景色かと
自由とはどこにでもあるようで
いつも選べなくて

眼下に広がる光は
いつまでも
そこにあるようで
まばたきを何度かすると
何処かへ消えて行ってしまいそうで

永遠があったとして
永遠に何を求めるのか
永遠がなかったとして
それを確かめる術は何処に

いつしか景色の渦に
飲み込まれ飲み込まれ
朽ち果てていくのは
私の方かそれとも景色の方か
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のびらかに 

大空に向かって伸びゆくいのちは
ときに臆病ないのち
少しわがままなくらいでいい
のびのびと生きてゆけ

宮澤賢治の理想のように
自分を勘定に入れないのは
美しいことだけれど
それは大人になって
分別がついてからでいいだろう
一瞬たりとも無駄な時間はない
なんてことは明日考えればいい

完成など求めても
生きている限り未完成
だから明日も生きてゆく
今日も明日も
少しわがままなくらい
のびのびと生きてゆけ


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ワードサラダ 

果てしがないものに憧れた
今も果てしがないものに惹かれている
どこまでも深い空
いつまでもわからないあの人の心

熱病に冒されたように
書くのならいい
うつろなことばの浪費に
なんの意味があるのだと
冷めてしまうこともある

だから今書こう
聞く人のいない場所では音は存在しないという
脳裏に浮かんで消える旋律も
束の間の熱情も
やがては亡霊となり朽ち果てる
今こそ書こう
言葉を奪われないうちに
思いが風化するその前に
言葉はけして言い尽くされやしないから

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雪よやさしく覆いつくせ
ありとあるものを

やがて訪れる
別れのやるせなさを

ひきずるように
幼子の手を引く母の
緩やかな苦しみを

陽射が春を告げようと
希望を失いし人には
きっと徹夜明けの眩しさ

だから
雪よやさしく覆いつくせ
ありとあるものを

雪よやさしく覆いつくせ










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寂寥 

いつも明日を迎えられるのは
明日に残されたもの

なんとはなしに
草臥れた今日は
王様の眠りを眠ろう
大きな大きな眠りを眠ろう




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夕焼け空 

夕焼けの向こうに
捨てたふるさとが
遠くうかびあがる

過去に服従し
現在を盲信
悲観する未来
美しいと感じたものは
みんなみんなどこへ行った
捨てたものに捨てられて

過去を乗り越え
現在に懐疑を抱き
未来を希求し地球を回せ
大事だと思う場所から
転げ落ちないように
行こう努めて軽やかに



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アリバイ 

私がここにいることは
私が他のどこにもいないこと
あなたがあなたであることは
あなたが他の誰でもないこと
あなたがここにいないということは
いったいどういうことなのだろうかと
問うてみるのだが
本当は知っているのだ

心細さに
耐えかねて
落ちて沈んでいきそうな日
現在とは
過去から未来への
あなたの不在を
受け容れることなのだろう

蝋燭なのかフィラメントなのか
どこか遠くで眩く輝く不在を
今日もかみしめている
タグ: 失恋   

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鳳仙花 

季節外れに寒い日は
縮こまれ縮こまれ
発条を巻くように

気がつけば
いつもいつも今のまっただなか
迷子になった現実に
気づかぬ幼子のように
ただ立ち尽くす
どこへいけばいいのか
何を見ればいいのか

満たされぬおもい
乱されても
今は縮こまれ縮こまれ
いつか弾ける日を夢見て


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クローバー 

人影まばらな公園にキアゲハ
見つめる先に
シロツメクサは問いかける
四つ葉を探さなくていいのと

失うものを探しにきた旅だから
憂鬱を薔薇に変えてみせよう
メランコリーをブランコに乗せて
まだ雪の残る深く青い山の向うへ
幼い頃飛ばした短靴のように
そしてもっともっと遠くまで

飛んでく虫に
去りゆく虫に
きっと空はふさわしく
笑うでもなく塞ぐでもなく
ただただ広がっている

四つ葉を三つ葉に変えるように
失うものを探しにきた旅だから
四つ葉を探すのもいまは悪かない

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無重力 

書くことも
歌うことも
生きることも
ときに
こわくなる
うつろになる
安らかでなくなる

何度も見る夢
高い高い空から
際限なく落ちてゆく
遠い遠いいつかのどこかへ
不思議と懐かしささえ覚え

忘れたいとおもえば
忘れたいことが意識に波立つ
忘れたいことのまわりに
忘れたくないことが
火傷のあとのように分かちがたく
果てしなく広い空は
忘却の川を渡る前に
潰されそうに重い虚無

わかったようにいわないことだ
あたりまえだ常識だなどと
あたりまえと常識とおもう気持ちが
どれだけのものを見逃すか
世界は果てしなく広いなんて言葉を知る前は
ここはもう少し広かった
全部知ってるなんて顔をしないことだ
知らないことだらけだと気づいたら
いくぶん世界は広がっていくだろう

重力がなければ
上も下もない
落ちて行くのではなく
飛んで行くのだ
明日へ








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