ユーモアのセンスをもっていると人間の矛盾を楽しむようになる
サマセット・モーム
幼い頃、まだ漢字があまり読めない頃
埃にまみれた屋根裏部屋の裸電球の明かりで読んでいた全集がある。
その中に読むたび涙を流すほど感動したひとつの物語があった。
その美しい物語の輝きは今も胸に残っている。
しかしそれがなんという物語なのか
どんなストーリーだったのかよくわからない。
思い出せない。
もうその全集はどこかへ行ってしまった。
舞台はおそらく中世から近代の北欧か欧州
とても美しい姫が出てくるということ
あとは挿し絵の雰囲気。
そのくらいしか覚えていない。
それから二十数年、その物語のことを思い出すたびにいろいろ調べてみはしたがみつからない。
古本屋を一日中探して回ったり
図書館で検索してみたり
それらしい本があれば、全てのページを開いてみたりした。
たぶんこれからも見つからないだろうし、ずっと探し続けていくことだろう。一生かかってもみつかるかどうか。
近頃思うのは、もしかしたらその物語は実際にはまだ私が読んでいないもので、私が体験すべき恋物語、あるいは私がこれから描くべき物語ではないのかということ。
青いトタンの三角屋根の下にあった三角の屋根裏部屋には、不思議な魔力があってもおかしくはない気がするのである。
埃にまみれた屋根裏部屋の裸電球の明かりで読んでいた全集がある。
その中に読むたび涙を流すほど感動したひとつの物語があった。
その美しい物語の輝きは今も胸に残っている。
しかしそれがなんという物語なのか
どんなストーリーだったのかよくわからない。
思い出せない。
もうその全集はどこかへ行ってしまった。
舞台はおそらく中世から近代の北欧か欧州
とても美しい姫が出てくるということ
あとは挿し絵の雰囲気。
そのくらいしか覚えていない。
それから二十数年、その物語のことを思い出すたびにいろいろ調べてみはしたがみつからない。
古本屋を一日中探して回ったり
図書館で検索してみたり
それらしい本があれば、全てのページを開いてみたりした。
たぶんこれからも見つからないだろうし、ずっと探し続けていくことだろう。一生かかってもみつかるかどうか。
近頃思うのは、もしかしたらその物語は実際にはまだ私が読んでいないもので、私が体験すべき恋物語、あるいは私がこれから描くべき物語ではないのかということ。
青いトタンの三角屋根の下にあった三角の屋根裏部屋には、不思議な魔力があってもおかしくはない気がするのである。
小説 :開高健、有島武郎、阿刀田高
短編小説 :O・ヘンリ、ジェフリー・アーチャー
詩 :島崎藤村、ハイネ、山田かまち
短編小説 :O・ヘンリ、ジェフリー・アーチャー
詩 :島崎藤村、ハイネ、山田かまち
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