てけつつうらい
言葉の停車場。

風景(Photo by (c)Tomo.Yun )(http://www.yunphoto.net )

ユーモアのセンスをもっていると人間の矛盾を楽しむようになる

サマセット・モーム

コンピュータvs人間
数日前(13日)の囲碁の話の続きだが、
小林秀雄の『考えるヒント』にはエドガー・アラン・ポー
の「メールツェルの将棋差し」という作品のことがでてくる。
十八世紀の中頃、ハンガリー人が将棋を差す自働人形を発明し、興行で大成功を収めたという。
そしてポー以前には、誰もこの連戦連勝の人形の秘密を解いたものはいない。

ポーの結論は、内部に巧みに人間が隠れているというもの。
この機械の目的は人間を隠すことにあると。

機械であれば、数学の計算のように答えが与えられるシステムでなければならない。
しかし将棋盤の駒の動きは一手一手対局者の判断に基づいて変わっていく。
したがって、機械仕掛けではないという推論に基づく。
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