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本歌取り 

本歌取りとは、優れた歌の世界観や趣を借りて
歌の奥行きや深みを増すもの。

鳥や風や雲や波や月が歌うなら、
彼らの声を本歌取りしてみたいもの。

かつて書かなかった言葉も
言えなかった思いもそこでは朗らかに歌うだろうか。

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仮定 

まだ発見されていない正多面体の賽子を
力任せに放ることで
君が生まれ
僕が生まれた
オイラーの定理は
たぶん誰のものでもない



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真空 

遊泳禁止の境界のブイのあたりに置いてきた
前触れもなく襲いかかる豪雨に流れた
音もなく降り積もるぼたん雪に埋もれた
そんな地面が顔を出すのだ
黒い雪は熱を帯び
色彩だけが風化してゆく
思い出に閉じ込めようと

後ろめたいではなく
済まないでもなく
幸せにしてあげられなかったでもなく
痛みでもなく
寂しいでも切ないでも儚いでもない
一語に閉じ込められることを拒み煩悶する
そんな思いが顔を出すのだ

花見の酒に流せるならば
流してしまうのもいい
思いを風化させないのなら
不機嫌が伝染しないのなら

そのとき風は
やさしく照らす
遠ざかりゆく微笑
失恋だとか不器用だとか
思いやりがあるだとかないだとか
正しいだとか正しくないだとか
そんな言葉に閉じ込められないように
いつか誰かを閉じ込めないように



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風に力を 

思いは駆ける
鳥の声を
耳を撫でる風の囁きを
荒々しく白い波の飛沫を
深くマグマの蠢きを求めて

海を隔てた悲しみを
咎なく逝った幼子の
その母の
声なき声の絶望の涯を思え

いつしか怒ることを
忘れるのではなく
奪われて
いつしか歌うことを
奪われるのではなく
忘れてしまう
その前に

行こう
赤ままの花や
とんぼの羽根を歌いに
鳥の羽ばたきを
風の力を
さがして
そして思いを力に
風に力を

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摩擦 

新しい朝は大気圏に突入する隕石
先達の艱難辛苦や流行りものを
知らない私でも
気がつけば教科書にのっていないところにいる

何がどこで交わるかわからない
何がどこで交わらないかもわからない
きっとなるようにしかならない星に
生まれてしまったのだ




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